記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

Luminar NEOの先行版だって。新機能リライトAIで遊んでみた

 Luminar NEOの先行アクセスの連絡を頂いたので、早速使ってみた。

 レタッチした結果が下の写真。

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Luminar NEOでレタッチ

 

 

 Luminar NEOは2月に発売らしく、今回使った先行試用版ではその新機能の中の一部を使うことができた。

  • リライト AI
  • ホコリ除去
  • 電線除去

 この中で面白かったのは、リライトAIだ。写真の前景と後景を分けて明るさを調節できる。撮影時にレフ版を当てて被写体の手前側を明るくするテクニックがあるが、これをレタッチで実現するのがリライトAIだ。画像認識AIが手前にある部分を認識して、そこだけ明るくすることができる。

 上の写真では、リライトAIを使って後景だけ明るさを下げている。写真右下に道路が少し写っているが、この部分の明るさを変えずに海と砂浜と空を暗くすることができた。

 

 ところで、上の写真は空を入れ替えているのだが、水平線が傾いていることに注目して欲しい。水平線が斜めのときに空を入れ替えると不自然になりがちだけど、自然に仕上がった。Luminar4ではできなかったと思うのだけれど、いつからできるようになったのだろうね?

 

まとめ

 リライトAIは、撮影時のレフ版みたいなものだ。近景と遠景を認識して、別個に明るさを調節できる。使ってみたところ、なかなか便利だ。レフ版と違って、遠景の明るさを調節できるところも嬉しい。

 Luminar NEOの製品は2月に発売予定なので、これからも先行版のリリースがあるかもしれない。