花の写真を撮るときにボケをどうしようか、つまり絞りをどうしようか迷うときがあります。
ポートレートのように主題がしっかりしていて、背景はそれを引き立てるものだという関係がある場合は、絞りを開いて背景をボカしてしまうのが一般的である。その逆に丘の上から街を見渡しているような写真では、ピントが合っていない部分があることが不自然なので、絞りを絞って広い範囲にピントを合わせてやる。
花一輪を撮るときはポートレートのように撮れば良いのでしょうが、複数の花を撮るときはどうしようか?となるわけです。上の文章は、次の文章に続くのですが、全くもって耳の痛いお言葉です。
そういったことは仕組みを覚えているだけであって、絞りを使いこなしているわけではない。知識であって技術ではない、ということだ。
【同書籍】
下の写真は、絞りを7段変えて撮り比べたものです。個人的には、上の写真の方がフワフワしていて、撮影時の雰囲気に合っていて好きです。しかしながら、背景ボケに逃げた後ろめたさもあります。つまり、絞って撮る技術がない、ということだ。内田ユキオさん流に料理に例えれば、好きだからって肉ばかり食べて、魚の良さを知らないのはもったいない。練習しましょう。


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