記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

記号、情報、個体

 

 質感。普段あまり意識しないのだけれど、デザインにこだわっていくと最後は質感にたどり着く。神田のBARの看板がカッコいい。鉄板を切り抜いている。

f:id:kota2009:20190309132047j:plain

BARの看板

 写真を撮るとき、「情報」を見ていて、被写体そのものを見ていないときがある。例えば、自転車を見ると、その「自転車」で想像されるイメージを思い描きそれ以上見ていなかったりする。同じ車種であっても、一つ一つの個体は違うはずなのに、そんな差異は消え去り、カタログにある「自転車」として認識してしまう。質感にまで気が回ることは稀で、反省することしばしば。

 

使用機材

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T3

お題「カメラ」