記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

Profoto Academy LIVE: CP+ 2020 Specialのメモ

profoto.com

 

 カメラの展示会CP+ 2020が中止になりました。出展者のProfotoさんは、CP+ 2020で予定していたセミナーの動画をYoutube配信してくれています。期間限定、3月8日まで。急げ!

  10本の動画のうち面白かったのは特に面白かった2本のメモを残します

美味しそうな料理写真を撮ろう! ~初心者向け講座~ by 大野咲子氏

  • 料理写真は、ハイライトを綺麗に見せることがコツ、これで美味しく見える。
  • ハイライトをコントロールするために、光が重要になる。
  • 光りの向きによって、ハイライトの大きさ、色が変わる。
  • 透明な物(グラスなど)は逆光で撮ると綺麗(透明感が出る)、でもスープは逆光だとハイライトが汚い(色が分からない)、サイド光が綺麗な色が出る。
  • だから、グラスとスープを同時に撮るときは、光の向きをどうするか悩む。
  • 順光は、ハイライトが出ないので美味しそうに見えない。また、皿の影が料理に落ちるのも難点。
  • 高さのある料理は、横から撮るとボリューム感が出る
  • お皿を全部入れると、料理が小さくなるので、お皿は全部写真に入れようとしない。
  • ライトの位置と方向を調整して、綺麗なハイライトを作る

ビューティーポートレート撮影 by 高桑 正義氏

  •  ライティングは、光を見る(ハイライトを見る)のではなく、シャドウを見ると分かり易い。
  • モノクロで撮ると、光の陰影が分かり易い。モノクロで撮りながら光を作っていく。

 

感想というか後書き

 大野咲子さんの動画を見て、テーブルフォトを撮ってみました。彼女の言った「ハイライトをコントロールする」がとても大切なことが分かりました。目で見たとき以上に写真にするとハイライトが目立ちます。このハイライト部分の大きさをどうするかの選択と、ハイライト部分の色をどう綺麗に見せるかがテーブルフォトのポイントだと思いました((レフ版や2灯目のライトで)シャドウを持ち上げる云々は、次の話ですね)。