記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

ヒガンバナのRAW現像

 ヒガンバナの写真を撮りました。ヒガンバナの特徴は、

  • 真っ赤な花の色
  • 独特な花の形

 真上からヒガンバナを撮る構図は、これらの特徴が活きてインパクトのある写真になります。また、真上から撮ると、下草の緑色と相まって赤い花色が映えます(赤色と緑色は補色関係で、クリスマスカラーが映えるのはこのため)。

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真上からのヒガンバナ

 

 

 赤色と緑色の組み合わせを活かすRAW現像を紹介します。

 LightroomでのRAW現像では、プロファイルがAdobe Standardになっていますので、これを赤色の映えるものに変更します。この写真ではCamera Vividにしています。

 次に背景の緑色を変えていきます。LightroomのHSLを使って、緑色の色相を変えて少し青っぽくします。さらに緑色の輝度を下げます。

 つまり、赤色をプロファイルで決めて、緑色をHSLで調整しています。

 

 元画像を下に貼ります。見比べると随分色が変わっていることが分かります。

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元画像

 

 どこまで色を調整するかは好みではありますが、プロファイルで赤色を決め、HSLで緑色を調整するというやり方が、みなさんのご参考になれば嬉しいです。