写真の撮り方を調べると、必ず出てくるのが三分割構図。カメラを始めた頃、なんでもかんでも三分割構図で撮っていた時期があった。
そうやってたくさん撮って思ったのは、”三分割構図って結構難しい”ということ。大きく開けた方のスペースに何を入れるかで随分と写真の印象が変わってくるから、明けたスペースに何を写すかを考えなければいけない分、難しい。いっそど真ん中に被写体を写した日の丸構図の方が迫力があってバランスも良かったりする。
上の写真は、花を三分割構図で撮っています。セオリーでは花の上を大きく開けるのですが、下の方を大きく開けています。それは、下側に綺麗な背景があったから。そして、下側の葉が明るいとうるさいので、露出を下げて葉の存在感を減らしてみました。
正解がなくて構図って難しい。
使用機材
Nikon D90