写真をどう撮ったとかを書くのは、野暮なことだと思っている。
でも、ソール・ライター展でコンタクトプリントを見たのは面白かったし、どう撮ったかを言語化するのは良いトレーニングになる。そこで、野暮なことをしようと思う。
お題は、先日アップした「トリス」の写真。
最初の一枚
お昼ごはんを食べる場所を探して街を歩いていたところ、レトロなフォントの「トリス軒」という看板が目に入った。手元に、コンパクトデジタルカメラがあったので、それで撮った一枚目がこれ。
撮りたいと思った「トリス軒」の看板を大きめに撮った。
背面液晶で見てみると、「トリス軒」が目立っているわけでもなく、周囲の状況が分かるわけでもなく、寄りと引きが中途半端な気がした。
2枚目
そこで、少し引いて撮ってみた。
背面液晶で確認すると、引いて撮ってもオレンジ色の文字色のおかげで、「トリス軒」は十分目立っている。
3枚目
そこで、さらに引いて撮ってみた。
これはこれで好きだけど、「トリス軒」が目立たない。写真奥の鉄塔がオレンジ色だし、左の駐車禁止の看板も目立ち過ぎる。
散歩中の街を写したスナップとしてはこれが一番だけど、「トリス軒」としては2枚目が良さそう。
レタッチ
雪写真をレタッチするコツは実はたった二つ。
- 明るくすること
- 青くすること
Lightroomのパラメータは、これくらい。
まとめ
散歩中に目に留まった看板「トリス軒」を撮ろうとして、最初はアップで撮り、どんどん引いていった。
この記事を書いてみて思うことは、最初は寄りで撮って、段々と引いて撮っていくというやり方は、案外良かった。短時間でパッパと簡単に撮れるから。