記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

このブログのKPIについて

 ちょっと生々しいのだが、このブログのKPIについて書いておく。

 書くことによって考えを言語化し、それによって私自身の考え方を明確にするのが目的。さらに、これが誰かの役に立つかもしれないので、ブログに記そうと思う。

 

 そもそもKPI(Key Performance Indicator)とは、目標を達成するために何を頑張るかをはっきりさせるためのものだ。誤解している人が多いので注意が必要だ(ネットを調べると変なのがいっぱい出てくる)。

 例えば、ユニチャームは営業の客先訪問件数をKPIにした。ここ重要。それに対して、売り上げ高をKPIにする人もあるけれど、それは間違い。つまり、自分の行動を測るものをKPIにするのが正しいが、成果や結果をKPIに設定するのは間違い。ほかの例を挙げれば、受験生なら勉強時間をKPIに設定するのは正しいけれど、テストの点数をKPIにするのは間違い。ダイエットなら、摂取カロリーをKPIにするのは正しいけれど、体重をKPIにするのは間違い。成果や結果はコントロールできないからね。コントロールできるのは自分の行動だけだから、こちらをKPIに設定するのが正しい。

 このとき、行動と成果の相関の大きいものをKPIに選ぶことがポイント。そして、時間がたつとこの相関が変わってくるので、定期的にKPIの見直しが必要だ。

 

 さて、私は、このブログのKPIとして記事数を設定している。

 それは、写真が上手になるためには、たくさん撮ってたくさん考えるのが手っ取り早いと思ったからだ。野球の百本ノックと同じだ。おかげで、最近はこうしたいああしたいとアイデアが浮かぶようになってきた。

 そこで、次なるKPIとして、以下の二つを考えている。

  • モノクロ写真の記事の件数(モノクロ写真がうまくなりたいから)
  • 撮影時の試行錯誤を記した記事(写真がうまくなるのに、すごく効果があるから)

どちらも楽しそうだけれど、KPIにするにはまだ力不足のような気がしている。

 

f:id:kota2009:20220112113045j:plain

モノクロ写真は楽しい

追記

 結構反響があったので、続編も書いてみました。

delight.hatenablog.com