そろそろ桜の季節が終わりそうですね。皆さんは、良い写真を撮れたでしょうか?
よくあるコツは役に立たない
桜を撮るコツは、ネットを探せばいくらでも出てきます。大抵は以下のようなものですが、あまり役に立たないのではないでしょうか?
- 光を意識する( 桜の繊細な色合いや質感は、光との相性で大きく変わります。特に朝夕のゴールデンアワーを狙いましょう)
- 安定した撮影と正確なピント合わせ(手ブレを防ぐため、両手でしっかりとスマホを持ちましょう)
- 効果的な構図を使う( 三分割法や対角線構図を意識しましょう。)
これに従って、桜を撮ると、どこかで見た誰かと似た写真になります。まるで大量生産された工業製品みたいに。皆、同じコツを使っているのですから、当然と言えば当然です。
私が気を付けている3つのこと
私は、下の3つに気を付けて桜を撮っています。なぜなら、そうした方が楽しいから。
- たくさんある桜の中で、1番を探す
- バラエティに富んだ構図で写真を撮る
- 撮った写真の中で、1番を探す
花見は、美術館で絵画を見ることに似ていると思います。最初の数分はじっくり見るけれど、だんだん絵の前に立っている時間が少なくなり、見終わったときにはどんな絵があったのかよく思い出せない。これは、人間の脳は飽きっぽいために起こる現象です。これを防ぐコツは、展示されている中で1番の絵を探しながら見ることだと、NHKのTV番組で言っていました。
上の1番の「たくさんある桜の中で、1番を探す」というのは、これと同じです。脳が飽きないようにする効果があります。
上の2番目の「バラエティに富んだ構図で写真を撮る」は、桜の新しい美しさを発見する効果があります。人間は、どうしても似た構図で写真を撮ってしまうため、敢えて違った撮り方を意識すると、幅が広がり、楽しさも増します。
上の3番目の「撮った写真の中で、1番を探す」は、結果を確認することで、上達したスキルを定着させる効果があります。撮りっぱなしで見返すことが少ないと、折角の試行錯誤が勿体ない。なにより、撮った写真を見返すことは、桜を見た時の記憶が蘇って楽しいです。
今年撮った桜の写真
私も今年撮った桜写真を振り返ってみたいと思います。
下は、敢えて白黒で撮った桜写真です。壁に写った桜の影を狙ったものです。カラーで撮ると影が目立たないため、白黒にしました。

下は葉桜を狙った写真です。今年は、花と葉が良い感じに並んでいる場所をみつけることができず、葉は右に少しだけです。花の薄ピンクと葉の緑と空の青が並んでいる光景が私は好きです。

下は桜の幹を狙った写真です。古くて大きな桜の木を見ると、幹がゴツゴツして苔むしていて、凄いなぁと思います。そのゴツゴツ感と苔むした感じを撮りたかった。

下はゴリゴリに画像処理した写真です。こんな光景を見たいという私の願望を詰め込みました。

自分で選ぶ、今年一番の写真
日本語だとおこがましいですが、一番気に入っているのは下の空を狙った写真です。露出やホワイトバランスを空が綺麗に写るよう最適化し、桜の花は二の次で撮っています。今までこういう撮り方をあまりしてこなかったこともあり、これが一番です。

まとめ
桜の写真を撮るのは難しい。そこで、自分のために言語化する意味で、気を付けている3つのことを記しました。
皆さんの気を付けていることがあれば、教えて欲しいです。