SNSに写真をアップする理由は人それぞれですが、「いいね」などの反応を求めるうちに、いつの間にか行動パターンが決まった型に寄ってしまいがちです。
- 希少性戦略型:誰も真似できないレアな被写体を見つけて投稿する。例えば、一面雪の中に潜む動物の写真を投稿するなど。
- 話題戦略型:その時々に話題のトピック(桜やアジサイなど)に合わせて投稿する。
- 意外性戦略型:日常の風景の中で、誰も気づかなかった一瞬を切り取って投稿する。
カメラを手にしたきっかけは、きっと誰かの写真に心を動かされたからではありませんか。「こんな写真を自分も撮ってみたい」と思った、その感動があなたを動かしたはずです。カメラは決して安い買い物ではないからこそ、そのときの気持ちは大きかったはずです。
でも、いざ撮り始めると「思ったように撮れない」「誰も見てくれない」と感じて、心が折れそうになることがありますよね。そんな気持ちになるのは、あなただけではありません。多くの人がそうです。
その背景には、知らず知らず話題戦略に引き寄せられていることがよくあります。流行のトピックを追いかける投稿は多く、つい自分も同じようにしてしまいがちです。でも、話題を追いかけ続けるのはとても忙しく、トピックは次々に変わります。しかも同じ話題の投稿は山ほどあるので、その中で目立つには運が必要になることも多いのです。
もし「投稿しても反応が少ない」「楽しさが薄れてきた」と感じているなら、一度立ち止まってみてください。今のまま続けることがあなたにとって本当に心地よいのか、別のやり方を試してみる余地はないか、ゆっくり考えてみましょう。
あなたはもう、たくさん写真を撮ってきました。カメラを始めた頃よりも視野はずっと広がっているはずです。その広がった視点で、自分が撮っていて楽しい写真と、他人が「いいね」する写真の違いを見つめてみてください。そのバランスをどう取るかが大切です。
写真の楽しさは、撮っているときの喜びと、見てもらったときの喜びの合計です。その合計が一番大きくなるスタイルを、あなた自身で探してみませんか。
ずっと同じでいる必要はありません。写真を続けていれば経験が積み重なり、また違う景色が見えてきます。例えば三か月後に別のスタイルを選んでもいい。変化は自由で、何度でもやり直せます。
今のあなたに一番しっくりくるカメラスタイルを選んでください。きっとまた変わっていくでしょう。楽しい方へ、無理なく、あなたらしく。
僕は、SNSでは全く伸びないけれど、この写真が好きです。いつかこれを超える「好き」を撮りたいと思っています。
